こんにちは、セトスイです( ◠‿◠ )
猫にまたたびをあげると酔っぱらうと聞いたことがありませんか?
おもちゃにも”またたび入り”とよく記載がありますが、そもそもまたたびって一体なに(!?)どんな効果があるのか疑問に思う方も多いはず。
今回はそんなまたたびについてのお話です
目次
木天蓼(またたび)の詳細
マタタビ科マタタビ属の慢性落葉低木で、山地などに自生しています。つる植物で、6月~7月にかけて径2cmほどの白い花を咲かせます。別名「夏梅(なつうめ)」
漢方薬としても使われる
蕾にマタタビミタマバエ・マタタビアブラムシが寄生して虫こぶ(実がボコボコの状態)になったものが木天蓼(もくてんりょう)という生薬で、冷え性・神経痛・リウマチなどに効果がある漢方薬として使用されています。
キウイフルーツもマタタビ科
果実を切ってみると同じような種の配列をしています。同じマタタビ科なので、キウイフルーツの枝を切って猫に与えてもマタタビと同じような効果が得られます!
またたびの猫への効果
- よだれを垂らす
- 顔を擦り付ける
- 寝転がりくねくねする
- 甘えた声を出す
またたびの木には幹・枝・葉・実が含まれますが、猫に対して恍惚効果を引き起こすのは、虫こぶだけで、虫こぶの粉末(またたびパウダー)の匂いを嗅ぐと、上記のような陶酔反応が数分間続きます。
猫がまたたびに酔う原因
- マタタビラクトン:中枢神経を麻痺させ興奮状態にする
- アクチニジン:中枢神経を麻痺させ興奮状態にする
- β-フェニルエチンアルコール:よだれを促進する
マタタビに含まれている上記の成分が猫を興奮させる原因になっています。
多量のマタタビを与えた場合、中枢神経を過剰に麻痺させ最悪の場合呼吸困難になり死に至る可能性があります。また、子猫や妊娠中の猫にはマタタビは効果がないので与える必要はありません。
猫にまたたびを与える際の注意点
子猫には与えない
またたびは中枢神経を麻痺させてメロメロ状態にするもので、子猫にとっては刺激が強すぎるので与えないようにしましょう。あげるとしたら生後半年を過ぎてから!
誤飲に気をつける
またたびの実(粒タイプ)は必ず飼い主さんがいる時に与え、誤飲しないように注意しましょう。猫はフード以外のものを飲み込むことは滅多にないですが、丸飲みして事故に繋がる可能性があることも頭に入れておきましょう!
1度に多量を与えない
粒タイプは時間を決めて・パウダータイプはひと振り程度にして、飼い主さんが与える分量を調節してあげる必要があります。猫によって効果の出方も様々なのでまずは少量から試して様子を見つつ始めて下さいね!
オススメのまたたび3選
またたびの実(粒タイプ)
またたびのロングセラー商品です。舐めたりおもちゃにして遊びつつゴロンと気持ち良さそうにする可愛い姿が見れますよ!効果が強過ぎないので安心して使えます
またたびふりかけ(粉タイプ)
こちらもロングセラー商品で、フード・爪研ぎ・おもちゃにかけて使えるので用途の幅が広く少量でも効果があるのでコストパフォーマンスも抜群です!
またたび 虫癭果純末
小分け包装されている粉末またたびなのでいつでも新鮮に与える事ができます。猫がイタズラして見つけても個包装されているので安心、もちろん陶酔効果も◎
今回のまとめ
- またたびは脳の中枢神経を麻痺させてメロメロにさせる
- 正しい与え方で猫のストレス解消・食欲増進効果◎
- またたびは子猫に絶対与えない
猫を魅了するまたたび(木天蓼)について知っていただけましたか?
せとすい
ご意見・ご質問などありましたら、いつでもお待ちしております。
今回の記事は以上です
みなさんと猫ちゃんに、良い出会いがありますように( ◠‿◠ )