猫カフェMOCHAから学ぶパルボウイスルの怖さと詳細【猫汎白血球減少症/FPLV】

こんにちは、セトスイです( ◠‿◠ )

先日こんなツイートを投稿しました⏬

するとある方からコメントがあり猫カフェMOCHAの集団感染事件を知りました

今回はそんな集団感染の原因になったパルボウイルスについてのお話です

猫カフェMOCHA集団感染事件とは

ツイッターでハッシュタグをつけようと「#猫」と入れると、予測で一番上に「#猫カフェMOCHA」と出てきていたので気になってはいたのですが、まさかこんな事件があるとは知らず驚いてしまいました…

集団感染が起こったのは猫カフェMOCHA立川店で、概要は以下の通りです

  1. 店内猫にパルボウイルスが感染
  2. 適切な処置を取らずに営業を続ける
  3. お店の猫たちに集団感染・死亡
  4. 店側は事実を隠したまま営業
  5. スタッフの内部告発により発覚

パルボウイルスは感染力がとても高いゆえに死亡率も高く、ペットショップでも必ず気をつけなければいけない病気でしたが、三種混合ワクチンで防ぐことも出来るのでここまで大きく感染が広がってしまうことに疑問も覚えます。

勇気あるスタッフさんの告発で公に出たことで、辛い思いをする猫カフェの猫たちが減ることを願います

猫カフェMOCHAのパルボウイルス集団感染事件の詳しい内容については以下のニュース記事を参考にしていただければと思います。

参考 「みんな泣きながら働いてた」 猫カフェ「MOCHA」で猫パルボウイルス発生、店員が悲痛な訴え 関東全店臨時休業へねとらぼ

 

猫パルボウイルス感染症とは

  • 別名:猫汎白血球減少症(FPLV)
  • 感染率がとても高い
  • 幼猫での死亡率は70~90%

非常に安定したウイスルの為、最低3ヶ月以上は環境下に生存することができます。
人間に感染することはありませんが、人を介して猫に感染することはありますので今回の猫カフェからパルボウイルスを自宅に持ち帰ってしまうと、お家の子に感染・発症してしまう恐ろしい事態になることもありえました。

感染動物の尿・便を介して感染しますので、自宅の猫以外の尿・便には触れないようにしましょう(猫カフェは要注意)

感染後の症状

ウイルスの潜伏期間は7~14日間で、初期症状として食欲不振下痢・嘔吐が見られますが風邪の症状にも似ているため明確な判断が出来ません。

発症後は嘔吐を繰り返し下痢に血便が混じります。
多くの猫は発症から7日以内に死亡してしまうケースが多いとても致死率の高い病気です

治療方法

発症後すぐに治療を開始した場合、回復する確率が高くなります。
上記の症状がいきなり出た・前日に猫カフェや野良猫を触ったなど思い当たる節がある場合はすぐに動物病院へ連れて行き診てもらうことをおすすめします

下痢・嘔吐が始まって5日以上、血便が出ている段階だと助かる確率は低いです

予防方法

猫パルボウイルス感染症はワクチン接種で予防できます。
ワクチンには3種5種7種があり、動物病院で主に打たれるのは3種か5種です

完全室内飼育の猫ちゃんの場合は3種ワクチンで大丈夫です!
外に自由に出入りできる環境で、野良猫との接触が考えられる猫ちゃんは5種ワクチンを打つようにしましょう

予防できるウイルス
3種ワクチン・・・猫ウイルス性鼻気管炎・猫汎白血球減少症・猫カリシウイルス
5種ワクチン・・・上記に加えて、猫クラミジア・猫白血病ウイルス

 

もし感染・発症してしまったら

治療方法で話したように、発症後すぐに治療をし助かった場合でも安心はできません!

パルボウイルスはとても強くしぶといウイルスの為、長くて3年もの間生存し続けるので感染が見られたら自宅を徹底的に消毒する必要があります。

キャットタワー・おもちゃ・ベッドなど捨てられるものは全て処分するのが一番です。
その他捨てられないものや自宅は全て徹底的に消毒して完全にウイルスを除菌し、再感染を絶対に防ぐようにしましょう。

自宅の消毒方法

パルボウイルスは非常に強いウイルスの為、アルコールや熱湯消毒では効果はありません

家庭用の塩素系漂白剤を使う方法もありますが、パルボウイルスに効果があると証明されている商品を使用するのが一番安全で効果的です。

バイオウィルクリアでのウイルス効果試験では、そのままの使用でウイルスの活性を99%以上抑制除去することが確認されているのでパルボウイルスにも効果があります。

家の中を毎日消毒するのを1週間ほど続けて徹底的にウイルスを消滅させ、食器などは塩素系漂白剤(ハイターなど)で1日浸け置き消毒をしましょう。

 

今回のまとめ

猫カフェMOCHAの1件で、世間のみなさんに猫パルボウイルス感染症の危険性を理解していただくことが出来ればと思います。

猫カフェは癒しをくれる幸せな空間ですが、その内情は僕たちにはわかりません。
スタッフもお客である僕たちも猫ちゃんを第一に考えて少しでも苦しむ猫を減らしていきたいですね

  • 年1回のワクチン接種は必ず受ける
  • 子猫を飼っていたら猫カフェは控える
  • 急な嘔吐下痢が見られたらすぐ動物病院へ

「ワクチンを打っていれば高確率で防ぐことが出来る」これが結論です。

愛猫を守ることが出来るのはあなただけです!感染症の知識を頭に入れ、猫ちゃんに最後まで幸せな生活をさせてあげてくださいね!


ご意見・ご質問などありましたら、いつでもお待ちしております。

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今回の記事は以上です

みなさんと猫ちゃんに、良い出会いがありますように( ◠‿◠ )