こんにちは、セトスイです
猫ちゃんは交尾をすると高確率で妊娠する動物なので、繁殖を望まない場合は避妊・去勢をする飼い主さんがほとんどですよね?
その避妊・去勢の後には注意することがいくつかあります!
今回は猫の飼い主さんには必ず頭に入れておいて欲しいお話です
猫の交尾方法とは
人間や犬(その他大半の動物)は「自然排卵」といって、性周期の中で交尾と排卵のタイミングが合った時に妊娠する生殖周期です。
しかし猫は「交尾排卵」という、交尾刺激により排卵が起こり1回の交尾でほぼ確実に妊娠することが出来る動物です。野生の時期が長かった猫は、より確実に子孫を残すためにこのような生殖周期になったと言われています。
交尾排卵動物( 猫 )・・・1回の交尾での妊娠する確率がとても高い
自然排卵動物(人・犬)・・・交尾と排卵のタイミングが合えば妊娠する
猫が交尾をするのは発情期だけ
猫は「季節性多発情動物」という季節(日照時間の長さ)によって発情期が訪れる動物で、日照時間の長い春先~秋頃(1~9月)にかけて発情を何度か繰り返します。
雌猫に最初の発情が訪れるのが生後10ヶ月頃なので、それまでに避妊手術を済ませる事で乳腺腫瘍・子宮蓄膿症の発症確率を下げることが出来ます。
繁殖を考えていない場合は生後半年~1年以内に避妊手術を済ませましょう!
猫の避妊・去勢手術の必要性
現在は無許可による犬猫の譲渡・無資格者による売買は法律で禁じられています。
おうちの子が妊娠してしまった場合は全て自分で育てなければいけないので、ブリーダーでない限りは避妊去勢をしないと猫にも飼い主にとっても悲しいことになります
「手術は可哀相」と思われる方もいるかと思いますが、動物病院での手術で最も多いのが避妊去勢手術なので安心して任せて大丈夫ですよ!
去勢手術・・・日帰り(手術時間は1時間程)で可能。費用は約15000円
避妊手術・・・入院(お腹を切る為1泊2日)で可能。費用は約20000円
避妊・去勢後の猫の変化とは
猫は避妊・去勢後はホルモンバランスの変化などの影響で身体にも変化が訪れます
術後は傷口の痛みなどで元気がないのは当然ですが、術後1週間もすれば傷口も落ち着き普段通り元気に遊ぶようになってきます!
しかしここから気を付けないといけないことがいくつか出てきますよ
食欲がとても増進する
避妊・去勢手術後は発情に使われるエネルギーや欲求が無くなるので、運動量が減り消費カロリーが少なることで太りやすい身体になります。
以前と同じ量のフードを与えても太ってしまうので、飼い主さんが制限してあげましょう
食への欲求が強くなっているのでおかわりをねだってくる子が多いですが、量を与えるのではなく満腹感を得られるフードに切り替えるなどの工夫をしてあげます
避妊去勢後におすすめのフード
性格が落ち着く
男の子に多いことですが去勢前は野生の雄らしさに溢れているので、激しく動き回ったり少し気性が荒くなってしまう事がありますが、去勢後には落ち着きます。
女の子も大きな変化ではありませんが、以前よりは落ち着きます
ホルモンバランスが変わることで今まで出ていた皮膚疾患(フケや出来物)などが出なくなることもあるので、身体の変化も観察してあげて下さいね!
今回のまとめ
猫は交尾をしたらほぼ確実に妊娠をしてしまう動物なので、しっかりと知識をつけておかないと知らぬ間に妊娠していた!なんてことになりかねません
- 最初の発情前に避妊することが大切
- 避妊去勢後は食事量に気を付ける
- 繁殖を望まない場合は去勢避妊をする
人も猫も一度太ってしまうと戻すのは大変ですし、身体への負担も大きくなります。
避妊去勢後は食事量に注意することを忘れずに、猫ちゃんといつまでも楽しく健康に暮らせるよう知識をつけておきましょうね!
猫の男の子と女の子の違いについてもまとめていますので参考にしてくださいね
合わせて読みたい記事:猫のオスとメスの性格の違い【動画あり】
今回の記事は以上です
みなさんと猫ちゃんに、良い出会いがありますように( ◠‿◠ )
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